Yoga is the lifestyle.

■冷え性の原因

寒い季節だけでなく、夏でも手足が冷たくなる冷え性、辛いですよね。
なぜ身体が冷えてしまうのか、原因を探ってみましょう。

1、エネルギー不足

無理なダイエットやバランスの悪い食事で、身体に必要な栄養素が足りていないと、身体は熱を生産できません。

2、ドロドロの血液

スナック菓子やスイーツ、脂っこい食事ばかりとっていると、血液がドロドロになり、酸素や栄養素が身体全体に運ばれません。

3、貧血

鉄分が足りなくて、身体が血液を作ることができず、身体が酸欠状態になります。酸欠状態になると、身体は熱を生み出せません。

4、水分過多

必要以上に水分を取りすぎると、体内に余分な水分が溜まって、冷えやむくみの原因になってしまいます。

5、冷えのぼせ

ホルモンバランスの変化によって血流や気の流れが悪くなり、上半身はのぼせたり、ほてったりするのに、下半身は冷えている状態となります。
更年期時期に多い症状です。

 

↓ ヨガで冷え性を改善したいなら、「LAVA」か「カルド」がオススメ。
ホットヨガは、冷え性改善効果バツグン。敷居が低いので、体の固さや年齢を気にすることなくヨガを楽しめます。

■冷えに効くヨガ

冷え性の原因から分かるのは、冷え性の改善には、きちんとした食事をとり(身体を温める)、血流を改善し(身体全体に酸素と栄養素を届ける)、ホルモンバランスを整える(体温調節機能を活性化させる)ことがポイントです。

ヨガで行う腹式呼吸は自律神経を整えるので、ホルモンバランスが整い、心肺機能と血流がよくなり、身体のすみずみに酸素と栄養素を届ける効果があります。

ヨガをするときに、指先や足先にまで呼吸が入るようにイメージして深い呼吸をしてみてください。
血流改善効果が上がるはずです。
イメージの力って大きいのですよ。

筆者は、ホットヨガで冷え性が改善されました。
ホットヨガは高温多湿の環境で身体を動かすので、常温ヨガより代謝が上がりやすく、血流が良くなります。

ただ、血流が良くなる分、頭にも血が上りやすくなり、立ちくらみが起こりやすかったです。
ホットヨガでも、まったく立ちくらみしない人もいるので、それぞれの体質だと思います。

冷え性改善ヨガポーズの紹介

人間の体の中で、血流が滞りやすい場所は、肩甲骨周りです。
肩甲骨周りをストレッチするだけで、血流が改善されて身体がポカポカしてきます。

冷え性対策に、肩甲骨を動かすヨガのポーズをご紹介します。

キャット&カウ

写真出典:https://www.popsugar.com

  1. 四つ這いになる。手は肩幅、足は腰幅に開く。
  2. 息を吸う。
  3. 息を吐きながら、背骨を丸め、おヘソをのぞきこむ。
  4. 息を吸いながら、背骨を反らし、天井を見上げる。
  5. 3、4を繰り返す
勝利の女神のポーズ(デヴィアーサナ)

写真出典:https://kripalu.org

  1. 肩幅2.5個分ほど足を開き、つま先を外側に向ける。
  2. 息を吸いながら、両腕を頭上に回し上げる。
  3. 息を吐きながら、両ひざと両ひじを90度ぐらいまで曲げる。
  4. 曲げた時、肩甲骨を寄せることを意識して、お尻が後ろに突き出ないようにする。

■ヨガの前にツボ刺激で冷え性改善効果アップ

冷え性改善には、ツボ押しというテクニックも有効です。

冷え性に効く血流改善のツボは、手足の指の間と、くるぶし辺りにあります。
ヨガのレッスンが始まる前にストレッチしながらツボを刺激すると、冷え性改善効果が上がります。

指間穴(しかんけつ)のツボ
虎口(ここう)のツボ

親指と人差し指で強めにつまみ、引っ張って離してください。
すべてのツボを順番にやると、体が温まってきます。

 

三陰交(さんいんこう)のツボ

親指で強めに押してください。ヨガの前、足首回しのストレッチと同時にやるのがオススメです。