見た目の若さは、後ろ姿に現われます。
ヨガを習慣にすると、年齢を感じさせない背中が手に入りますよ。

ここでは、”背中美人” になるためのヨガポーズや背中痩せのコツをご紹介します。

▲目次

1、しなやかで女性らしい背中を作る方法
1-1、ハミ肉を取り除くには○○を鍛える
1-2、適度に脂肪を残す

2、背中痩せ効果のあるヨガポーズ
2-1、座位のねじりポーズ
2-2、弓のポーズ
2-3、上向きの犬のポーズ
2-4、サイドプランク
2-5、ダンサーポーズ

3、ヨガで背中痩せ効果を上げるコツ
3-1、少なくとも3ヶ月続けてみる
3-2、いくらヨガをしても食べすぎれば意味なし

 

しなやかで女性らしい背中を作る方法

女性らしい背中を作るには、筋肉量と脂肪量のバランスが大切。
脂肪が多すぎると「ハミ肉」ができるし、筋肉が多すぎると女性らしさが失われてしまいます。

ハミ肉を取り除くには○○を鍛える

背中に脂肪がつくと、背中全体が丸くなり、ブラジャーのラインに沿って肉が盛り上がったり押しつぶされた状態になりますね。

通称、「ハミ肉」。

こうなると、一気に後ろ姿が ”おばさん化” してしまい、ピッタリしたトップスが似合わなくなります。

画像出典:Daily vanity

 

この余分な脂肪は、広背筋を鍛えることで取り除くことができるのです。

広背筋は、背中の広い面積に広がっている筋肉なので、背中全体のラインに大きな影響があり、この筋肉を鍛えるだけで背中がシュッとシャープになってきます。

広背筋は大きな筋肉だから、鍛えて筋肉量を増やすと代謝がアップして、太りにくくなるというメリットもあるんですよ。

 

↓ 広背筋。ここを鍛えると、ハミ肉がなくなります。

 

さらに、広背筋は、腕の裏側の上腕三頭筋に繋がっているので、広背筋を鍛えることで「振袖」と言われる二の腕のたるみも解消できるんです。

まさに一石二鳥。

背中から腕にかけてシェイプアップできるから、背中美人になるためには広背筋のトレーニングが欠かせないのです。

広背筋を効果的に鍛えるヨガポーズは、下でご紹介します。

適度に脂肪を残す

背中痩せは、広背筋を鍛えることで実現するわけですが、鍛えすぎて筋肉ムキムキの背中になってしまっては、女性らしさが損なわれてしまいます。

なめらかで綺麗な後ろ姿を保つには、適度な脂肪も必要なのですが、その点でもヨガは最適。

なぜなら、ヨガは自分の体重だけを負荷としたエクササイズなので、ダンベルやチューブなどの道具を使ってきたえるほどムキムキの筋肉質の背中にはならないから。

 

ヨガで鍛えた背中は、例えばこんな感じです。

↓ 引き締まっているけど、ほどよく脂肪も残っていますね。

画像出典:fmh

 

↓ ここまで筋肉量を増やして脂肪を落としたいなら、ヨガではなくダンベルやチューブを使った筋トレをしましょう。

画像出典:PALEOHACKS

 

 

背中痩せ効果のあるヨガポーズ

ヨガには、背中にアプローチするポーズがたくさんあります。

ヨガを作り上げた古代のインド人たちは、「背中の脂肪を取り除きたい!」と思ってポーズを開発したわけではなく、瞑想の姿勢を保つために筋肉を強化する必要があって様々なヨガポーズが生まれたわけですが、

筋肉をつけて体のバランスを整えることは、ダイエットやシェイプアップに繋がるので、ヨガは美容面にも役立つのです。

座位のねじりポーズ

 

画像出典:YOGA JOURNAL

  1. 長座で座り、左膝を曲げてかかとを右のお尻につける。
  2. 右膝を立てて、左脚の外側の床に右足を置く。
  3. 胴体を右側にねじり、左ひじを右膝にかける。
  4. 右手はお尻の後ろに置き、視線は後ろを見る。

ポーズのコツ

背中からお尻にかけてストレッチできると同時に、体をねじることで広背筋が鍛えられる。
背筋が丸まらないように、腰を伸ばして肩甲骨を寄せることを意識する。
片方の坐骨が浮いてしまう場合は、床に置いた脚の膝を伸ばしたままにする。

弓のポーズ

画像出典:YOGA JOURNAL

  1. うつ伏せに寝て、足を腰幅に開き、両ひざを曲げて両手で足の甲をつかむ。
  2. 腕と足で引っ張り合う。

ポーズのコツ

背中、お尻、太ももの裏側が鍛えられるポーズ。
肩甲骨を寄せて胸を開く。
恥骨が床に当たって痛い場合は、上体を前のめりにしてお腹で支えるようにすると良い。

上向きの犬のポーズ

画像出典:YOGA JOURNAL

  1. うつ伏せになり、手のひらを胸の横の床につく。
  2. 腕と背中の力で上体を持ち上げ、恥骨と太もも前面を床から浮かせる。

ポーズのコツ

胸から太ももまで浮かせることで、身体背面全ての筋肉を強化できる。
足がつりやすい人は、つま先立ちにしても良い。
視線は斜め上を見るようにして、胸を張る。

サイドプランク

画像出典:EverydayHEALTH

  1. 腕立て伏せの姿勢(プランクポーズ)になる。
  2. 身体を横向きにする。
  3. 上側の手は上方に伸ばすか、腰に置く。

ポーズのコツ

確実に背中や体幹、腕が鍛えられるポーズ。
腕の力だけに頼らず、体幹を使うことを意識する。
慣れてきたら、上側の足を浮かせて、親指を手でつかむとより強度が高まる。

ダンサーポーズ

画像出典:YOGA JOURNAL

  1. マットの上に立つ。
  2. 片膝を曲げて、同じ側の手で足の甲をつかむ。
  3. 上体を前に傾け、つかんだ足を後ろにけり上げる。
  4. 反対側の腕は、肩の高さで前方に伸ばす。

ポーズのコツ

足を遠くに蹴るようにして、腕と足で引き合うようにすると、広背筋によく効く。 
骨盤が床と水平になるように、足を真後ろに上げる。
背骨を弓なりにして、胸を開き、視線は前方一点集中。

 

↓ ホットヨガは、楽しみながら身体を引き締められます。
店舗数が多い「LAVA」や「カルド」がおすすめです。敷居が低いので、体の固さや年齢を気にすることなくヨガを楽しめます。

ヨガで背中痩せ効果を上げるコツ

少なくとも3ヶ月続けてみる

どのエクササイズにも言えることですが、ヨガをしたからといって一瞬にして脂肪が消え去ることはありません。

長く続けることで、少しずつ少しずつ身体が変化して、ある日「なんだか最近痩せたかも」と気付くのです。

特に、男性と比べて筋肉量が少ない女性の場合、背中の筋肉を鍛えて脂肪を減らすのに時間がかかります。

なので、少なくとも3ヶ月はヨガを続けてみてください。

効果を上げるには、60分ほどの運動量のあるヨガレッスンがおすすめ。パワーヨガや、ヴィンヤサスタイルのヨガですね。

自宅でDVDや動画を利用して一人でやるのも良いですが、ヨガスタジオに通うと、よりモチベーションが上がるかと思います。

いくらヨガをしても食べすぎれば意味なし

一生懸命ヨガをしても、摂取カロリーが消費カロリーをオーバーしていれば、背中痩せはできません。

脂肪を落としたいのであれば、食べる物に気を配ることも大切。

”美味しいものはカロリーが高い” とも言いますが、ヨガをすると自然とジャンクフードやスナック菓子などを食べなくなる人も多いのですよ。

ヨガは、身体だけでなく精神的にも良い影響があるので、食生活を含め生活全般で健康的になります。

どうしても食べたい気持ちが収まらない時は、ヨガの瞑想や呼吸法がおすすめ。必要のない欲望を抑えられます。

ポーズの正しい取り方はもちろん、瞑想や呼吸法のやり方も、ホットヨガスタジオで教えてもらえます。

 

 

⇒ ホットヨガスタジオLAVAの体験レッスンを申し込む

⇒ ホットヨガ カルドの体験レッスンを申し込む