▼目次

ピラティスとは
ピラティスは誰でもできるの?
ピラティスの効果
ピラティスとヨガの違い
ピラティス専用マシン・道具

ピラティスとは

まずは、「ピラティスとは何なのか?」 「誰が作ったのか?」 そんな疑問に答えたいと思います。

どんな運動なのか?

ピラティスとは、主にお腹や背中、つまり体幹部分の強化をメインに、全身を鍛えて整えるエクササイズです。

ヨガと同様に、ピラティスは筋肉と呼吸をコントロールし、自分自身の身体と向き合いながら行なうので、年齢や性別問わず、運動が苦手な人でもムリなく安全に行え、他のスポーツよりもケガをする可能性が低いという特徴があります。

一説によると、水泳の次にケガをしにくい運動なのだとか。

そのため、プロのアスリートやダンサーが、身体の使い方を学ぶためにピラティスをトレーニングに取り入れていたりもするんですよ。

ピラティス 生みの親

ピラティスのエクササイズを考案したのは、ドイツ人のジョセフ・ピラティス氏。

大工さんであり運動選手でもあったピラティスさんは、イギリスに渡って、戦争で負傷した兵士のリハビリプログラムとしてエクササイズを開発。それが大きな効果を生みました。

その後、1920年代にアメリカへ移住し、ニューヨークにピラティススタジオをオープン。
当初、彼のエクササイズは「コントロロジー(contrology)」と呼ばれていたのだそう。

ピラティスさんは、「身体と心の健康は密接に結びついている」と考えていて、その信念は現在のピラティスの原則として活かされています。

ピラティスは誰でもできるの? 

ピラティスは、個人個人の体力や状態に合わせて行なうことができるエクササイズです。

”体に無理をさせない” ことも、ピラティスのコンセプトの1つなので、運動に慣れていない人でも自分のペースで行なうことができます。

体操選手やアスリートは、ピラティス専用マシンを使ったり、ダンベルやバンドで負荷を強めたりすることで、満足できるエクササイズができるでしょう。

ただ、ピラティスはやみくもに動けば良いというものではなく、呼吸の仕方や動きのコツを知っているか否かで、得られる効果が変わってくるので、初心者であれば、インストラクターに基礎を教えてもらうことをオススメします。

また、ピラティスはほとんどの人ができるエクササイズですが、以下の症状がある人は、まず医師と相談してください。

  • 骨に変形がある
  • 椎間板ヘルニアを患っている
  • 血圧に異常がある人
  • 重度の骨粗しょう症
  • 血栓ができやすい
  • 妊娠中

 

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少人数レッスンなので、自分のペースでエクササイズできます。 

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ピラティスの効果

ピラティスをすると、様々な効果が得られます。
具体的にどんなメリットがあるのか、ご紹介しましょう。

体幹が鍛えられる

ピラティスでは、お腹と背中を強化することを重要視しています。
体幹を鍛えることで、体力がつき、様々な身体の不調が改善します。

姿勢改善

体幹がしっかりし、肩甲骨周りの筋肉の使い方が身に付くと、猫背や反り腰が改善され、姿勢が良くなります。

腰痛・肩こりの緩和

体幹が強くなり、姿勢が改善すると、腰痛や肩こりなどが起こりにくくなります。
また、ピラティスは関節を柔軟にするので、関節炎を和らげ、ケガを予防する効果もあります。

スポーツのパフォーマンス向上

ピラティスを行なうと、身体の歪みがなくなり、軸が安定するので、ゴルフのスコアが良くなることは有名な話。
激しいスポーツで酷使した体をメンテナンスする目的でも、ピラティスは役立ちます。

身体が引き締まる

ピラティスは、体幹が強くなるだけでなく、脚、特に太もも、お尻、二の腕を引き締める効果があります。

ダイエット

継続すれば、筋力がついて基礎代謝が上がり、痩せやすい身体を作ることができます。
慣れてきたら、道具を使って負荷を高めるとよりカロリーを消費できます。

柔軟性がつく

ピラティスで筋肉の柔軟性がつき、関節の可動域が広がることは、ケガを防ぐことに繋がります。

活発に動けるようになる

ピラティスを行なうと、体内の血液循環が良くなります。
60分のレッスンを行なった後は、身体がほぐれ、温まり、軽く感じ、もっと動きたいと感じるでしょう。

ストレス解消

ピラティスは、呼吸と動きに集中するから、他のスポーツよりもストレス解消効果が高いと言われています。

心が落ち着き、瞑想状態になれる

ピラティスは「動く瞑想」と呼ばれます。
精神的にも良い影響があり、不安感やイライラなどネガティブな感情が消え、幸福感を味わえます。

ピラティスとヨガの違い

ピラティスは、もともとヨガのポーズを参考にして考案されたエクササイズなので、ヨガと似ているところがあります。

どちらも、身体と心の繋がりを大切にし、呼吸や身体に集中して行なう点が同じ。

ただ、ヨガの方が、より ”スピリチュアルな在り方(精神面)” にフォーカスしていて、ピラティスは、”身体の構造(肉体面)” にフォーカスしていると言えます。

また、ヨガのポーズはアクロバティックなものも多く、筋を伸ばしすぎたり負荷をかけすぎたりしてケガをしてしまうこともありますが、

ピラティスは、身体のコントロールの仕方を学ぶエクササイズでもあるので、筋肉を鍛えるという目的がありながらも、ケガの危険が少なく、ヨガよりも体にやさしいスポーツだと言えるでしょう。

ピラティス専用マシン・道具

ピラティスは、最小限、自分の体とマットがあればできますが、マシンや道具を使うとよりバラエティに富んだエクササイズが可能となります。

特に、有名なピラティス専用マシン「リフォーマー」は、ぜひ使ってみてほしい。

バネの抵抗力を使ってエクササイズすることで、筋肉量を増やさずに強くしなやかな筋肉を作れるので、見た目はゴツイけど女性に最適なマシンです。

リフォーマーのバネの抵抗力はほんの少しなんですが、筋肉の伸張性収縮が働いてゆるやかに伸ばしながら強化できるので、ケガのリハビリにも最適です。

 

その他にも、ピラティスでは、ダンベルやエクササイズバンド、マジックサークル、ゴムボールなど数多くのアイテムを使います。

どのアイテムも、エクササイズの補助具として、あるいは負荷をかける目的や、正しい姿勢を保つための道具として使われますが、個人的には、単調になりがちなマットピラティスに変化を付けて面白くする役割もあると思っています。

 

さて、ピラティスについて、いろいろな面から解説してみましたが、いかがでしょうか?

百聞は一見に如かずで、どんなに説明しても、ピラティスの魅力は言葉では語りつくせません。

 

「ピラティスは、10回で気分が良くなり、20回で見た目が変わり、30回で全く別の身体に生まれ変わる。」

創始者ジョセフ・ピラティスさんの言葉どおり、続ければ、確実に身体と心が変わってきますよ。

 

 

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