運動すると、どのくらい脂肪が燃焼するのか?
ダイエットをしている人にとっては気になるポイントですよね。
今回の記事では、ピラティスの消費カロリーについて調べてみました。
ピラティスの消費カロリー
運動の消費カロリーを計算できるサイトでピラティスの消費カロリーを調べたところ、だいたいの数値が分かりました。
(参考:verywellfit 、myDr)
【ピラティス60分の消費カロリー】
体重50kg | 体重60kg | |
消費カロリー |
157kcal |
170kcal |
体重50kgの人が、1時間のピラティスレッスンをしたら、157kcalの熱量が使われるということです。
157kcalというと、8枚切りの食パンくらいです。
1時間必死に運動して、ペラペラ食パン一枚。
少ないですよね。
ピラティスをやった人は分かると思いますが、「これだけキツイのに、たったそれだけ?!」と言いたくなるレベルです。
でも、この数値は、参考程度として見たほうが良いでしょう。
なぜなら、正確な消費カロリーの数値を出すには、ピラティスはあまりに変数が多すぎるから。
ピラティスは、行なうエクササイズによって運動強度が大きく違うし、ダンベルやバンドなど器具を使うか否かでも、消費カロリーは変わってきます。
消費カロリーは、筋肉を使えば使うほど増えるので、ピラティスでも道具や器具を使って負荷を強くすれば消費カロリーは増え、逆にストレッチをメインとした負荷の少ないエクササイズでは消費カロリーも低くなります。
単に、体重と運動時間だけでは、正確な消費カロリー数値は計算できないというわけです。
↓ ピラティス専門スタジオでは、このような器具を使ってトレーニングします。
画像出典:Basi ピラティス
ピラティスの消費カロリーをヨガと比べると?
ただ、上記のカロリー数値をあくまで目安として見たとしても、ピラティスの消費カロリーは決して多いとは言えません。
ピラティスとよく似ているヨガの消費カロリーはというと・・・
【ヨガ60分の消費カロリー】
体重50kg | 体重60kg | |
消費カロリー |
200kcal |
240kcal |
これは、パワーヨガやヴィンヤサヨガなど、運動強度が高いハタヨガを行なった時のカロリー消費量です。
ピラティスよりも消費カロリーは多いですね。
その理由は、ハタヨガには有酸素運動の要素があるからでしょう。
有酸素運動で心拍数が上がると、カロリー消費が多くなります。
身体は、カロリーを燃焼させるときに酸素を必要とするので、心臓のポンプ機能が活発になると消費カロリー量が増えるのです。
逆に、ピラティスは心臓へのインパクトが少ない無酸素運動だから、必然的に消費カロリーも少なくなります。
↓ ホットヨガでも常温ヨガでも、消費カロリーに違いはありません。
同じヨガでも、陰ヨガやリストラティブなどリラックス系のレッスンでは、筋肉を強化するポーズをやらないし、有酸素運動でもないので、ピラティスよりも消費カロリーは少なくなります。
↓ 身体の中から本当の美しさや健康を作り上げる、ピラティス専門スタジオ。
少人数レッスンなので、自分のペースでエクササイズできます。
ピラティスのメリット
パワー系ヨガやエアロビクス、ランニングなどの有酸素運動とは違い、ピラティスは消費カロリーが少なめではありますが、筋肉の強さや柔軟性をつけるには最適なエクササイズです。
体幹、背中、腰、お尻、腕、足・・・と全身のあらゆる筋肉を使うので、体の機能性が高まります。
それこそ、文字通り ”身体のあらゆる筋肉” です。
アウターの筋肉はもちろん、身体の奥にある細かいインナーの筋肉、呼吸筋や骨盤底筋群などまで鍛えられるエクササイズは、ピラティス以外にありません。
↓ 地味な動きだけど、全身を鍛えられるピラティス。
さらにピラティスは、背骨や骨盤の歪みを矯正する効果もあるから、姿勢も良くなり、腰痛や肩こりなども解消できます。
直接的な脂肪燃焼効果はないけれど、筋肉量を増やして姿勢を改善することによって引き締まった身体を作れるので、シェイプアップ効果もあるといえるでしょう。
とくに、体質改善したい人、猫背を直したい人、体のゆがみを整えたい人、基礎代謝を上げて痩せやすい身体作りをしたい人には、ピラティスはとてもオススメです。
興味があれば、一度試してみては?
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ピラティスマシンも揃っていて、本格的に身体を変えられます。