ピラティスの上級者レベルでは、どんなエクササイズをするのでしょうか?
いくつか紹介し、上級者向けエクササイズの特徴を解説します。
ピラティス上級者向けエクササイズ一例
上級者向けエクササイズのほとんどは、ピラティス専用マシンを使って行ないます。
レッグスプリット
ピラティスマシンのキャデラックを使って、レッグスプリット。
下半身の柔軟性だけでなく、身体を支える腕力・背筋力も必要です。
サイドシットアップ
画像出典:www.kimkuznitz.com
リフォーマーとボックスを使って、サイドシットアップ。
上半身を上下に動かします。
かなり強い体幹がないとできません!
ティーザー
ワンダチェアーの上で、ティーザーをします。
このポーズで止まっているわけではなく、足の位置はそのままに、上半身を上げたり下げたりするんです。
腹筋が強くないと、転がり落ちます(>_<)
グラスホッパー
画像出典:www.verywellfit.com
ラダーバレルを使って、グラスホッパー。
マットピラティスでは、うつ伏せになって行なうエクササイズです。
身体が大きなカーブを描いているけど、体幹で支えているので、背中が潰れていませんね。
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少人数レッスンなので、自分のペースでエクササイズできます。
ピラティス上級者向けエクササイズの特徴
ピラティスは、老若男女どんな人でも自分の身体の状態に合わせてできるエクササイズなので、初心者クラスであれば、運動に慣れていない人でもまったく問題ありません。
そういう意味ではピラティスは間口が広く、練習を続ければたいていの人は、中級者向けのエクササイズくらいはできるようになります。
でも、上級者レベルになると話は別。
上でご紹介した写真を見てもらえば分かると思いますが、上級者向けエクササイズは、練習をすればできるようになるものではありません。
上級者向けエクササイズは、筋力の強さ、身体をコントロールする能力、高い柔軟性とバランス力、そしてスタミナ全てにおいて、プロのアスリート並みの身体能力が必要なものが多くあります。
つまり、土台から培われた体を持ち、訓練された人だけがチャレンジできるものなんです。
上級者向けエクササイズの大きな特徴としては、身体の接地面積が小さいということが挙げられます。
手と足だけをピラティスマシンにつけて複雑な動きをしなければならないので、接地面積が少ない分、体幹への負荷が強くなり、運動強度が大幅に増すのです。
そして、ヘタをすると大怪我をする可能性もあることも、上級者向けエクササイズの特徴です。
ストラップの補助なしに身体を持ち上げて空中で動くエクササイズも多く、落ちたらどうなるのかは考えなくても分かりますよね。
上級者クラスになると、「水泳の次に安全」と言われ、身体を痛める危険がほとんど無い初心者クラスとは真逆になるわけです。
というわけで、ピラティス上級者はどんなエクササイズをするのか、そしてその特徴を解説しましたが、いかがでしょうか?
もちろん、ご紹介したようなアクロバティックな動きができるのは、限られた一部の人だけ。
ピラティスは、初級者であろうが、中級者クラスであろうが、自分に合ったレベルのエクササイズをすることで効果が得られるようになっています。
ただ、ピラティスは専用マシンを使うと、より効率的に目指す身体を作ることができるので、興味があれば、ピラティス専門スタジオで体験してみてくださいね。
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