Yoga is the lifestyle.
■ヨガで親子の絆を深める
ヨガは、健康で身体の柔軟性と運動能力がある大人だけがやるものでしょうか?
いいえ、ヨガは老若男女、誰でもできるものです。もちろん、赤ちゃんも例外ではなく、親と一緒にヨガができます。
ヨガは単なる運動ではなく「幸せになる生き方」であり、「つながる」という意味でもあります。
親子でヨガをすることで、家族としての絆、愛情が強まり、それが幸せへとつながるはずです。
赤ちゃんと親が一緒にやるヨガを「ベビーヨガ」といいます。
生後1ヶ月検診が終わったころから始めるとよいでしょう。
ベビーヨガでは、親子のスキンシップを大切にします。
赤ちゃんの成長にとって、親とのスキンシップは欠かせないもの。
ママやパパと触れ合い、視線や言葉での愛情ある交流が、親子の絆を深め、赤ちゃんの脳や神経の発達を促します。
赤ちゃんにとっては、親とのコミュニケーションが最初の人間関係です。
親と充分なスキンシップを取ることで、愛情を感じ気持ちが安定します。
その気持ちの安定があるからこそ、次に、外に出ていこうとする気持ちが芽生え、友達との関係、社会との関係を上手に築くことができるのです。
生後1ヶ月頃から生後6か月頃までのベビーヨガ
この頃は、まだ首の座りも安定していないので、赤ちゃんを寝かせたまま行います。
部屋を暖かくして赤ちゃんの服を脱がせてマッサージしたり、視線を合わせながら歌を歌ってあげたり語りかけたり。
赤ちゃんの五感を刺激することで、発達に良い影響があります。
たとえば、視線を合わせながら行うことで、赤ちゃんの情緒が安定する効果があり、歌や語りかけによって、赤ちゃんの言葉の発達が促される効果が期待できます。
ママは、赤ちゃんのそばで、産後の身体をいたわり、体力を消耗しないゆったりとしたポーズをとりましょう。
脚の上でマッサージ
ママは、座って脚の上に赤ちゃんを乗せます。
赤ちゃんの足をゆっくりやさしく胸に近づけます。
赤ちゃんの内臓の働きを良くし、スキンシップ効果も。
生後6か月頃から1歳半頃までのベビーヨガ
ハイハイやあんよができるようになって、行動範囲が広がってくる時期です。
ママやパパのお腹や背中の上に赤ちゃんを乗せたり、身体を使った遊びを取り入れることができます。
好奇心が旺盛になっていろいろなものに興味が出てくる赤ちゃんにとって、信頼できる親と触れ合いながらいろいろなポーズで身体を使うことは、とても楽しいことです。
無理のない範囲で、活動的にやってみましょう。
飛行機のポーズ
仰向けになり、赤ちゃんをすねの上に載せます。
頭を持ち上げて、赤ちゃんと視線を合わせることで、ママは体幹を鍛えることができます。
1歳半頃からは親子ヨガ
立って安定して歩けるようになったら、ママやパパと一緒にポーズをとることができます。
同じ動きを一緒にすることで、一体感が味わえて、運動不足も解消できます。
言葉が理解できるようになったら、「もうちょっとお尻をあげてごらん」「できるよ、大丈夫だよ」というアドバイスをしてみて、子供が嫌がらないなら、サポートしてあげましょう。
ダウンワードドッグ
でんぐり返しが好きな子どもは、ダウンワードドッグのポーズも難なくこなすはずです。
腕の力が弱い場合は、頭をついても構いません。
↓ 子育てが落ち着いてきたら、自分のための時間を持つことも大切。ママの心身を癒すホットヨガは、最高のストレス解消ツールです。
店舗数が多い「LAVA」や「カルド」がオススメ。 敷居が低いので、体の固さや運動経験を気にすることなくヨガを楽しめます。
■ベビーヨガ、親子ヨガはいつから、どこでできる?
ベビーヨガ、親子ヨガを開催しているほとんどのヨガスタジオでは、生後1ヶ月半から参加できるようです。
また、地域の児童館や公民館などの公的施設で、ベビーヨガを開催している場合もあるので、区役所に問い合わせて見ると良いでしょう。
家に閉じこもりがちになる赤ちゃんとの生活ですが、赤ちゃんと一緒に参加できる習い事として、ヨガを始めてみるのもいいですよ。
ヨガレッスンに行けば、同じ位の月齢の赤ちゃんを育てるママがたくさんいるので、新しい人間関係が築けるのも楽しみですね。
ヨガに行く習慣を持つと、気分転換にもなり、もっと育児が楽しくなると思います。