Yoga is the lifestyle.
■岩盤ヨガと溶岩ヨガの違いと共通点
違い
【岩盤と溶岩】
室温の高いところでするヨガを、ホットヨガといいます。
岩盤ヨガも溶岩ヨガもホットヨガの一種ですが、その違いは床に使用する石材にあります。
「岩盤」とは、地表の下にある岩石の層で、砂、火山灰、プランクトン、動物の死骸が長い年月をかけて岩石となったものです。
対して、「溶岩」とは、火山のマグマが冷えて固まったものです。
マグマとは地中奥深くから噴き出してきたものであるため、通常の岩盤に比べてミネラル分を多く含んでいます。
その多さは、なんと、岩盤の何十倍にもなると言われています。
岩盤ヨガより溶岩ヨガの方が、ミネラルが多い分、マイナスイオンを多く放出しているため、リラックス効果も高いと言えるでしょう。
共通点
岩盤ヨガや溶岩ヨガでは、エアコンやヒーターなどの暖房機器はいっさい使わず、岩盤や溶岩を温めることで放出される遠赤外線によって、じっくりと室内温度を上げます。
天然の石から出る遠赤外線は、体を内側から温める効果があります。
サウナのように外側から温めるのと違い、体の内から温める遠赤外線は、その効果が72時間後まで続きます。
湿度を上げるためには、加湿器などを使わず、温めた岩盤・溶岩に水を掛けることによって加湿します。
そのようにして室内温度と湿度を上げ、室温約38℃ 湿度70％ほどの中でヨガをするわけですが、エアコンなどを使っていないため、空気がきれいで暑くても息苦しくなりません。
また、岩盤ヨガや溶岩ヨガでは、石から空気中に放出されたミネラルを、呼吸や皮膚から体内に取り込むことができます。
暖房機器では不可能な、身体にやさしいナチュラルな環境でヨガができるとは、うれしいですね。
↓ 溶岩ヨガを体験したいなら、首都圏に店舗数が多い「ララアーシャ」がオススメ。
初心者向けレッスンが多いので、体の固さや年齢を気にすることなくヨガを楽しめます。
■岩盤ヨガと溶岩ヨガの効能
岩盤ヨガと溶岩ヨガのどちらも、期待できる効能はたくさんあります。
● 血行の促進 → 冷え性改善！
● 代謝の促進 → ダイエット！
● 解毒作用 → デトックス！ 美肌！
● 免疫力向上 → 病気の予防！
● 精神安定 → 幸せな人生！
● 細胞の活性化 → 若返り！
● 腸内細菌の正常化 → 便秘解消！
どれも、“ヨガの効果”プラス“大量の汗をかくこと”、 そして岩盤と溶岩の “遠赤外線” と “ミネラル吸収” による相乗効果です。
岩盤ヨガや溶岩ヨガを含めて、ホットヨガを続けると、汗の質が変わってきます。
汗をかくことに慣れていない人は、ベタベタした汗をかきます。
ベタベタした汗は、汗に塩分やミネラルが多量に含まれていて、匂いが強く、不快感を伴います。
ホットヨガを続け、汗をかくことに慣れてくると、サラサラした汗をかくようになってきます。
体が塩分を調節できるようになってきたためです。
サラサラした汗は、無臭で、すぐに蒸発するので、汗をかいても不快感がありません。そして、デトックス（老廃物の排出）や皮膚の保湿効果もあります。
⇒ホットヨガのメリットは、「ホットヨガと常温ヨガ、それぞれの特徴」の記事でも解説
■岩盤ヨガと溶岩ヨガ スタジオ利用料
岩盤ヨガと溶岩ヨガのスタジオは、最近首都圏を中心に増えてきました。
利用料は、通い放題で月12,000円～16,000円ほどです。
一回券は、3,000円～で、普通のヨガスタジオより若干、高い値段設定となっています。
室内温度・湿度を上げるための設備料がかかるため、利用料金も高くなっているようです。
ほとんどのスタジオで体験レッスンを安い料金で開催しているので、興味があれば一度体験してみてくださいね。
