Yoga is the lifestyle.
■ストレッチとヨガ 共通の効果
「ヨガとストレッチは同じだ」と思っていますか？
ストレッチとは、戦後アメリカでヨガのポーズを基に開発され、筋肉を伸ばすことを目的としたメソッドです。
ストレッチはヨガを源流としているので、両者には共通点がありますが、身体面と精神面において、ストレッチにはない要素がヨガにはあります。
ヨガは、ストレッチにプラスα的な効果があるものと言えます。
それでは、ヨガとストレッチの共通点から見ていきましょう。
共通点① 柔軟性を高め、身体のコリを解消し、リラックスする効果
ヨガもストレッチも、身体が柔らかくなる効果があります。
「身体が柔らかくなる」とは、筋肉がほぐれて関節の可動域が広がるということです。
そして、筋肉がほぐれると、血行も良くなり、身体のコリがなくなります。
肩コリや腰痛がヨガやストレッチで改善するのは、柔軟性を高める動きによって筋肉が柔らかくなるからなのです。
また、ヨガとストレッチは、筋肉をほぐすことで身体が軽くなり、リラックス効果もあります。
共通点② 継続してこそ体が柔軟になる
ヨガとストレッチ、どちらも柔軟性を高めるものですが、継続しないと身体は柔らかくなりません。
続けることで、少しずつ少しずつ身体が変わってきます。
継続は力なり、ですね。
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■ストレッチにはないヨガの効果
では、ストレッチには無いヨガの効果とは何でしょうか？
詳しく解説します。
ストレッチにはないヨガの効果① 柔軟性だけでなく、筋力とバランス力もつく
ヨガの独特のポーズは、柔軟性だけを必要とするものではありません。
ヨガでは、身体をわざと不安定な姿勢にすることで、柔軟性のみならず、筋力とバランス力を鍛えます。
ポーズと呼吸を連動させ、バランスをとるために身体の深層にあるインナーマッスルを使うので、代謝が上がり血流を良くします。
ストレッチは、筋肉を伸ばすことのみを目的としますが、ヨガでは、身体の一部分の筋肉を伸ばしながら、他の部分の筋肉を鍛えているのです。
ストレッチにはないヨガの効果② 自律神経の調整による精神の安定
ストレッチは、筋肉がほぐれることによって心身をリラックスさせる効果がありますが、ヨガでは、それに加えて、自律神経が整うことによる内側からのリラックス効果と精神の安定をもたらします。
ヨガの腹式呼吸は、自律神経を調整する作用があり、日々の生活で交感神経（緊張感、興奮感をもたらす）が優位になっているのを、副交感神経（安らぎ、安心感をもたらす）を優位にすることで、心を落ち着かせる効果を発揮します。
ストレッチにはないヨガの効果③ 集中力がつく
ヨガのポーズは、身体をねじったり、片側に倒れたりすることで、わざとバランスがとりにくい体勢をします。
そうすると、全神経が身体に集中し、「どうすれば上手くバランスがとれるのか？」「どのように身体を使えばいいのか？」と頭で考え、頭から身体に指令を出します。
ヨガをすると、頭と身体が一つになって集中しているのを感じられます。
その集中力は、日常の生活の中でも活かされるので、仕事の効率もUPするはずですよ。
ストレッチにはないヨガの効果④ 心が強くなる
ヨガで、柔軟性だけでなく筋力も鍛えられるポーズをすることは、慣れないうちは、とても辛いものです。
初めてヨガをした後は、身体中が筋肉痛になります。
ただ、続けていくと身体が引き締まって強くなるだけではなく、心まで強く変わってきます。
何事にも消極的だった人が、「やってみようかな、できるかもしれない。」とポジティブになったり、諦めやすかった人が、「もう少し頑張ってみよう」と粘り強くなったりします、
ヨガでは、呼吸とポーズによってエネルギーのコントロールをするので、身体の力の抜き差しだけでなく、心も強く、そして柔らかくもなるのです。
