Yoga is the lifestyle.
■エアリアルヨガって何?
エアリアルヨガとは「空中ヨガ」という意味で、別名「アンティグラビティ(反重力)ヨガ」「エアヨガ」などとも呼ばれています。
元ブロードウェイダンサーのクリストファー・ハリソン氏が考案し、ヨガ、ピラティス、エアリアルアクロバットの要素を取り入れ、天井から吊るされたハンモックのような補助具を使って全身を鍛えるエクササイズで、世界50か国で楽しまれています。
ハンモックに身体をあずけ、吊るされたり逆さまになったりするので、最初は恐怖感があるかもしれません。
大切なのは、インストラクターの指示に従うことと、ハンモックを信頼すること。
ハンモックは、特殊な方法で天井から吊るされ、約970KGの重量にも耐えられるようになっているので、落ちる心配は無用です。
何よりも「安全」で「効果」があるからこそ、エアリアルヨガは世界中に広まっているのです。
エアリアルヨガは、どんな体型の人でも、運動の経験のない人でもできるエクササイズで、普通のヨガをやったことがなくても驚くほど簡単にできます。
ハンモックに身体を吊るされる感覚に慣れてくると、その浮遊感にやみつきになる人も大勢いるのですよ。
■エアリアルヨガの効果・注意点
柔軟性、筋力、バランス力の向上
ヨガだけでなく、ピラティスやアクロバティックな要素も取り入れたエアリアルヨガは、ストレッチ効果だけでなく、筋力やバランス力も強化します。
ハンモックに吊るされることにより安定感を失うと、身体は自然とコアの部分(インナーマッスル)でバランスをとろうとするので、無理なく体幹が鍛えられます。
内臓機能、脳の活性化
エアリアルヨガでは逆さまになるポーズが多いので、内臓機能の活性化、頭への血流が増えることによる脳の活性化、スッキリ感が得られる効果もあります。
ヨガの三点倒立(シルシャーサナ:頭を付いた逆立ちのポーズ)は、「ヨガの王様」と言われるほど様々な効果がありますが、初心者にはなかなか難しいポーズです。
エアリアルヨガだと、ハンモックの補助があって逆さまになれるので、簡単に三点倒立と同じ効果を得られます。
エアリアルヨガでは、逆転のポーズも簡単にできる。
腰痛、背中の痛みの改善
腰痛や背中の痛みがある人は、エアリアルヨガで改善が期待できます。
ハンモックに吊るされることによって、無理なく背骨をストレッチでき、骨盤から首にかけての詰まりを解消する効果があります。
そして、背骨が伸ばされることによって、姿勢も良くなります。
ストレスの緩和
ほとんどのエアリアルヨガレッスンでは、レッスンの最後にシャバアーサナ(屍(しかばね)のポーズ)で休息します。
普通のヨガでは、シャバアーサナはマットの上に仰向けに寝るポーズですが、エアリアルヨガでは、ハンモックに繭(まゆ)のようにくるまってブランコのように優しく左右に揺れて行います。
それが、まるでゆりかごの中にいるようで心地よくリラックスできるのです。
エアリアルヨガの「シャバアーサナ」別名「繭(まゆ)のポーズ」
エアリアルヨガを行う時の注意点
逆さまになるポーズが多いので、食事は2時間前に済ませておきましょう。
妊娠中は行わないでください。
また、目の手術をした人やめまいの症状があるひとは、事前に医師と相談してください。
■エアリアルヨガができるスタジオ
見た目よりも簡単で楽しいエアリアルヨガができるスタジオは、首都圏を中心に全国に増えてきています。
どのスタジオでも、体験レッスンを受けられますので、一度その楽しさを体験してみてください。
日本アンティグラビティ協会は、全国54店舗を展開しています。
↓ 「まずは普通のヨガをやろう・・・」と思ったら、初心者向けレッスンが豊富なホットヨガが最適。
店舗数が多い「LAVA」や「カルド」がオススメです。 敷居が低いので、体の固さや年齢を気にすることなくヨガを楽しめます。