Yoga is the lifestyle.
■ヨガインストラクターに求められる資質とは?
ヨガを教えるためには、必ずしも資格が必要な訳ではないので、ある意味、誰でもヨガインストラクターになれると言えます。
ですが、人には何にでも向き不向きがあるので、ヨガインストラクターに向いている資質・性格というのはあります。
どんな人がヨガインストラクターに向いているか、挙げてみましょう。
- ヨガが好き。
- ヨガをやっている。
- 体力がある。
- 人と関わることが好き。
- 人を受け入れる器がある。
1~2の、ヨガが好きでヨガをやっている人、というのは、インストラクターの条件として当たり前ですよね。
ヨガが嫌いでやらない人には、誰も教えてもらいたくありません。
3もあるべき条件で、身体を動かすヨガのインストラクターとして、最低限の体力は必要です。
4~5ですが、ヨガインストラクターの仕事は、教える相手があってこそ成り立つものなので、他人とコミュニケーションができることが求められます。
また、ヨガレッスンの参加者の中には、身体に痛みがあったり、精神的なハンディを負っているなど、様々な体調・状態の人がいます。
ヨガインストラクターは、どんな相手であろうと、教える相手を受け入れ、理解しようと努め、相手を観察する気持ちでいることが大切です。
■ヨガインストラクターとしての働き方
正社員として働く
正社員のヨガインストラクターは、ほとんどの場合、同じスタジオ内で一日数回ヨガレッスンを受け持ち、空いた時間には生徒の管理などの事務作業も行ないます。
正社員になるメリットは、基本給があるので、安定してお給料がもらえること。
そして、そのスタジオ運営会社の福利厚生に入れることです。
また、就業時間の大半を同じスタジオで過ごすため、体力的にラクという面もあります。
アルバイト・パート
アルバイトやパート雇用の場合も、おおむね一つのスタジオで働くことになります。
正社員と違って、給料は時間給がほとんどなので安定はしませんが、就業時間が決まっていない分、時間の融通が利きやすい働き方です。
インストラクターの中には、一つのスタジオでアルバイトし、空いた時間に他のスタジオでフリーランスとして働いたり、自分のスタジオを持って教えたりしている人もいます。
フリーランス
特定のスタジオや組織に所属せず、インストラクターとしての技能を提供することで報酬をもらう働き方です。
個人事業主となるので、求人募集広告では、雇用形態に「業務委託」と記載されていることが多いです。
フリーランスは、自分の都合で働く時間や場所、レッスン内容を設定できる自由があり、レッスン価格も自分で決められることがメリットです。
スタジオを借りて、個人レッスンを行なったり、自宅で少人数制レッスンを行なったりすることもできます。
スタジオなどで業務委託として働く場合は、一レッスン当たりの金額が決まっているか、あるいは参加人数による歩合制の場合がほとんどです。
■ヨガインストラクターとして働く際に注意すべきこと
ヨガの資格を取り、「さあ、仕事を探そう」としても、最初はなかなかうまくいかないことが多いかもしれません。
最近、ヨガ人口が増えている中、ヨガインストラクターの数もどんどん増えているので、求人募集のオーディションで落ちることもあるでしょう。
ヨガスタジオの中には、インストラクターになりたいという気持ちを逆手に取り、研修期間という名目で、無給で働かせるところもあるようです。
フリーランスで業務委託の場合、1レッスンの相場価格3,000~5,000円ほどなので、あまり時給が安い場合は、おかしいと思ってください。
個人でスタジオや教室を借りて、ヨガを教える場合も同じです。
レッスン料を安くして、スタジオや教室の賃貸料を払ったら赤字になった・・・なんてことが続くと、ヨガを教えたいというモチベーションも下がってしまいます。
自分を守る為も、参加者からそれなりの参加料をいただきましょう。
あなたのヨガの技術・知識を安売りしないでください。
頂いた分は、ヨガを教えることで返していけばよいのです。
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