Yoga is the lifestyle.
ある女性誌のアンケートによると、女性が感じている体のコンプレックス第一位は、「胸の小ささ」だそうです。(参照:https://cancam.jp/archives/109992)
一般的に、きれいで大きなバストは “女性らしさの象徴” または “女性としての魅力” として見られているため、サイズが小さかったり形がくずれたりすると自信が無くなり、バストが悩みのタネになっている女性は多いということですね。
巷には、バストアップのグッズや方法がたくさんあります。
サプリメント、器具、矯正下着、美容整形、運動、マッサージなどなど、バストアップ効果をうたった商品やサービスは数え切れないほどです。
その中で、もし、手術や薬品に頼らず、ナチュラルな方法でバストアップしたいと考えているのなら、ヨガをおすすめします。
ヨガは、特に、授乳やダイエットでしぼんでしまった胸の形を整え、ハリのあるきれいなバストに戻す効果があります。
この記事では、ヨガで健康的にバストアップができる理由を解説し、バストアップに効くポーズをご紹介します。
■ヨガでバストアップができる理由
バストを支える大胸筋が鍛えられる
バストは、主に脂肪と乳腺でできていて筋肉がないため、たるんだり、ダイエットで小さくなったりしやすい部分です。
バストアップには、バストの脂肪と乳腺を支えている大胸筋を鍛えて厚みを付けることが、最も早く、確実な方法です。
ヨガで、胸をストレッチしたり胸周りを開いたりするポーズを継続して行なうことで、大胸筋を効率的に鍛えることができます。
姿勢が良くなり、体型のバランスが改善する
バストアップするためには、猫背を解消することが大切です。
ヨガはインナーマッスルを含めた全身の筋肉をまんべんなく使うので、体幹部分の筋肉と背筋がバランスよく整い、猫背が改善されます。
お腹を引き上げて胸を開く正しい姿勢は、大胸筋が前面に張り出すため、自然とバストアップの効果が出ます。
ホルモンバランスを整える
加齢や授乳によるバストのしぼみは、女性ホルモンの減少が関わっています。
ヨガの腹式呼吸は、自律神経に作用してホルモンバランスを整える効果があるので、バストの大きさや女性らしい丸みを帯びた体つきを維持するのに大切な女性ホルモン “エストロゲン” の分泌を正常に保ちます。
血流・リンパの流れを改善する
冷え性の女性はバストが小さいというウワサを聞いたことがありますか?
たしかに、冷え性で血流やリンパの流れが悪いと、バストに必要な栄養素が行きわたらずふっくらしたバストが作られません。
ヨガは、深い呼吸と動きを連動させることによって代謝を高め、血液やリンパの巡りをよくする効果があります。
ヨガでは、“バストに栄養素を届ける” という、身体の内側からの働きかけもできるのです。
■バストアップできるヨガポーズ
コブラのポーズ(ブジャンガーサナ)
胸筋を広げると同時に腹筋を鍛えて姿勢を良くする効果のある、誰にでもできる簡単なポーズです。
(画像出典:http://www.ethicalocean.com)
- うつぶせになり、両手を胸の横につく。
- 手のひらでマットを押し、上体を上に持ち上げる。
- 恥骨と脚はマットに付けておき、胸を開いて首を伸ばす。
ラクダのポーズ
肺を広げて呼吸筋・大胸筋を開くことにより、バストアップの効果があります。背中の痛みにも効果的ですよ。
(画像出典:http://www.yogamagazine.com)
- 膝立ちになり、腰幅に足を開く。
- つま先を立てても良い。
- 上体を後ろにそらして、両手でかかとを持つ。
ダブルアングルポーズ(ドゥウィコナーサナ)
胸のストレッチと背中を強化するこのポーズは、バストを上に引き上げる効果があります。血流やリンパの流れも良くなります。
(画像出典:http://www.stylecraze.com)
- 足は腰幅に開いて立つ。
- 両手を背中で組んで、脚の付け根から前屈する。
- 背中が丸まらない所で止まり、組んだ両手を頭の方向へ押し下げる。
牛面のポーズ(ゴムカーサナ)
胸を大きく開くので、上半身の血流・リンパの流れを改善し、バストの細胞に必要な酸素や栄養素を充分に届けます。
(画像出典:https://www.doyouyoga.com)
- 両ひざを身体の中央で揃えるように上下に重ねる。
- 上の足と同じ側の腕を下から背中に回し、反対の腕は上から背中に回す。
- 両手を背中でバインドして、胸を開く。
木のポーズ(グリクシャーサナ)
簡単に見えるポーズですが、実は全身のバランス力が必要で、ゆるんだ身体を引き締めます。手を頭の上で合掌することで、大胸筋を引き上げ、バストアップに効果的です。
(画像出典:http://yogashelter.com)
- 両足を揃えて立ち、片足裏を腿の付け根に付ける。
- バランスがとりにくければ、足裏をふくらはぎにつけても良い。
- 両手を胸の前で合掌してから、頭の上に上げる。
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