ピラティスは、身体や心に様々な良い作用をもたらします。

人によっては、週1回60分ほどのピラティスをやるだけでも効果を感じます。
そして、週3回以上やり続ければ、何らかの変化が目に見えて分かるようになります。

ここでは、ピラティスで具体的にどんな効果が得られるのかを、ご紹介したいと思います。

ピラティスで得られる効果

ピラティスは、私たちの身体・心・精神に良い影響をもたらします。

「ほんとかよ?」と疑わずに、実際に体験してみて!

やってみれば、「ピラティスは、10回で気分が良くなり、20回で見た目が変わり、30回で全く別の身体に生まれ変わる」

という、ピラティス創始者ジョセフ・ピラティス氏の言葉が本当だということが分かるはずです。

 

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少人数レッスンなので、自分のペースでエクササイズできます。 

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体幹が鍛えられる

体幹の筋肉とは、お腹や背中、骨盤の奥深くにある筋肉のこと。
「インナーマッスル」とか、「コア」と呼ばれることもあります。

お腹の筋肉と言うと、6つに割れたシックスパック(腹筋)をイメージするかもしれませんが、ピラティスでは表面にある大きな腹筋よりも、内側にある小さな筋肉群を鍛えることを重要視しています。

なぜなら、身体の内側にある体幹の筋肉は、姿勢や動きをサポートする重要な役割をしているから。

体幹を強くすると、体全体のフレームがしっかりしてきて、姿勢が良くなり動作が軽やかになります。

まるでバレリーナのように、重力を感じさせず気品ある動作ができるようになるんです。

また、体幹を鍛えると、引き締まった平らなお腹が手に入るのも、大きなメリット。
取ることが難しいと言われている、下っ腹の脂肪を取り去る効果も期待できます。

姿勢改善

姿勢を良くするには、体幹の筋肉を鍛えてしっかりと上半身を支えることと、背中上部の筋肉を鍛えて、肩甲骨を寄せる力を付けることが必要不可欠です。

肩甲骨の周りに筋肉が少ないと、身体が前かがみになり猫背になってしまい、どんな美人も台無しになるほどカッコ悪いスタイルになってしまいます。

どんな動作を行なう時も、体幹が安定し、肩甲骨が寄っていることが ”良い姿勢” の条件。

 

上の写真をみると、どちらが良い姿勢で、美しく見えるかは一目瞭然ですよね。

右側の女性は、体幹と肩甲骨の筋肉を正しく使っていて、足裏の中心に体重が乗っていることが見て取れます。

ピラティスは体幹と背中の筋肉を鍛え、ゆがみを改善するので、他のスポーツよりも姿勢を改善する効果が高いのです。

腰痛・肩こりの緩和

ピラティスをすると、腰痛や肩こりの症状が軽くなることがあります。

その理由は、ピラティスで体幹と背中の筋肉を強くすると、必然的に腰や肩への負担が減るからです。

私たちの身体は、お腹や背中など本来強くて大きい筋肉が使われないと、肩や首など弱くて小さい筋肉を必要以上に働かせてしまい、それがコリや痛みの原因となります。

なので、肩こりや腰痛の根本原因を改善し、コリに悩まない身体を作りたいのであれば、ぜひピラティスで体幹を鍛えてください。

スポーツのパフォーマンスが向上する

ピラティスは全身を整えるだけでなく、深い呼吸によって心にも作用する、総合的なフィットネスメソッドです。
身体だけでなく心にまで影響する運動は、ピラティスとヨガくらいではないでしょうか。

それゆえ、ピラティスは運動選手やアスリートにも人気があり、彼らの身体機能やバランス、さらにはメンタルまでも整えて、パフォーマンスを向上させる役割をしています。

ピラティスをやると、ゴルフのスコアが良くなることは、よく知られている話。

ピラティスで身体の歪みが改善され、スイングをする時にブレなくなるからでしょう。

身体が引き締まる

 
 
 
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Multitasking Mumma

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↑ モデルのミランダ・カーの美の秘訣はピラティス?!

 

ピラティスのエクササイズは、細くて長い筋肉を作るので、ムキムキの筋肉質になることなく、身体を引き締めることができます。
身体を円滑に機能させるために必要な分だけの筋肉を作るのです。

なぜかと言うと、ピラティスは ”筋肉の伸張性収縮作用(筋肉が伸ばされながらも収縮しようとする状態)” を利用したエクササイズだから。

筋肉の仕組みを詳しく説明すると長くなるので、ここでは割愛しますね。

 

要は、ピラティスは筋肉量を増やさずに、筋肉の質やパワーを高められるエクササイズというわけ。

筋肉太りになりたくない女性にピッタリのエクササイズですね。

男性の場合は、細マッチョを目指す人に適しているかもしれません。

ダイエットできる

ピラティスを続けると、身体が変わってきます。

強くて細長い筋肉が作られるので、痩せて見えるようになり、姿勢が良くなることでバランスの整ったスタイルになってくるはず。

ピラティスに慣れてきて、強度のあるエクササイズができるようになると、カロリー消費が多くなるのでダイエット効果も高くなります。

その場合、ダンベルやマジックサークル、エクササイズベルトなどのアイテムを使って負荷を調整すると良いですね。

身体が柔らかくなる

ピラティスは、筋肉を鍛えるだけでなく、ストレッチして関節の可動域を広げる効果もあります。

ピラティスもある程度の柔軟性を大切にしていますが、ヨガのようにサーカスの曲芸師並みのポーズを求められることはないので、身体が硬い人でも安心して始められます。

ピラティスでは、日常の動きをスムーズにするくらいの適度な柔軟性をつけることを目標にしています。

活発に動けるようになる

特に、運動が好きじゃない人は、ランニングや水泳などを行なうと体力を消耗しすぎてバテてしまうことも多いと思いますが、

不思議なことにピラティスはやればやるほど、「もっとやりたい!」と感じるようになります。

それは多分、ピラティスの深い呼吸が体内循環をよくして、血や気(エネルギー)を身体中に巡らせるからでしょう。
60分のレッスンを受けた後は、身体をスムーズに動かせるようになり、気分も爽快になって自分自身が活発になっていることに気づくはずです。

ストレスを解消する

ピラティスは、腰痛や肩こりの痛みだけでなく、心のストレスをも解消します。

運動して気持ちよく汗をかくこと自体がストレス解消になるのですが、さらにピラティスでは、自分自身の身体に全神経を集中するため脳が休まるから、よりストレス解消効果が高いと言われています。

心が落ち着き、瞑想状態になる

ピラティスの創始者であるジョセフ・ピラティス氏は、「ピラティスは身体と心、そして精神を完全に調整することができる」と言っていました。

現在では、彼の言うとおり、ピラティスは ”マインドフルネス” つまり、瞑想をしているのと同じ状態を作り出すことが確認されています。

ピラティスでは、一つ一つの動きを丁寧に、身体全体に集中して行なうため、心と身体が繋がり、精神を統合します。

そうなると自然と心が落ち着き、怒りや不安感などのネガティブな思いを消し去ることができるのです。

 

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