Yoga is the lifestyle.
■ヨガ男子は増え続けている
2016年、日本のヨガ人口は450万人で、2012年の350万人から年々増え続けています。
男性のヨガ人口も徐々に増えていますが、ヨガスタジオの男性利用者はまだまだ少ないのが現状です。
アメリカでは、ヨガ人口の多さは目を見張るものがあり、空前のヨガブームが来ているようです。
2016年のアメリカのヨガ人口は、全人口の10%にあたる3,670万人にもなり、10人に1人がヨガをしています。
そして、2012年のヨガ人口2,040万人から1.8倍増えています。
その中で、アメリカ男性のヨガ人口は、2016年は1,000万人で、2012年の400万人から2.5倍増えています。
アメリカヨガ人口の約3割は男性で、数の伸び率は女性を上回っているのです。
その背景には、アメリカでは日本のような国民健康保険制度がなく、自分の健康は自分で管理するという意識が強いため、ヨガが心身の健康に良いという理解が性別を問わず浸透していることが挙げられます。
そのため、アメリカではヨガの健康効果に関する調査データも多くあります。
あるデータによると、性別・年齢にかかわらず、体力・バランス力、活発さ、精神的な明瞭さなどの面で、ヨガ実践者は、非実践者よりも良い結果が出たそうです。
(参照:Seattle yoga news PR Newswire)
今後、日本は高齢化社会が進み、保険制度が見直されてアメリカのように医療費が高くなるという可能性もあります。
そうなると、国民全体の健康への関心と、ヨガの効果への期待が高まり、女性はもちろん、男性の間でもヨガブームが起きてさらにヨガ人口が増えるかもしれません。
■社会で活躍する男性こそ、ヨガをやったほうがいい
ヨガと聞くと、「女性がやるもの」「体が柔らかくないとできない」というイメージを持つ人は少なくないでしょう。
ですが、日々社会の中で奮闘している男性にこそ、もっとヨガの素晴らしさを味わってもらいたいと思っています。
ヨガは、古代インドでヒンドゥー教徒の第2階級「クシャトリヤ(戦士や王侯)」の若い男性のみが行っていた修練から生まれました。
元々は男性のための修練だったので、ヨガの本当の目的とは、実は男性性を強化することにあります。
自分を内観することで心・体・魂をつなげ、社会を生き抜く術を身につける。
健康的になったりダイエットできるなどは、ヨガの副産物的な効果に過ぎません。
ヨガで、「活力」「器の大きさ」「アグレッシブに目標に突き進む行動力」が身につくことこそ、本当の意味でのヨガの目的であり、効果です。
そしてヨガには、女性には難しい、筋力を使うポーズが多くあります。
アームバランス系のポーズなどは、女性より男性が得意とする筋力を使うポーズです。
有能な男性はヨガをやっている
一流のスポーツ選手や起業している男性は、積極的にヨガを取り入れています。
日本人で有名なのは、野球のイチロー選手や、サッカーの長友佑都選手、テニスの錦織圭選手が、日々のトレーニングにヨガを取り入れています。
身体を酷使するアスリートにとって、ヨガは身体を調整し、心を鍛えるために欠かせないものなのでしょう。
ビジネス界では、スティーブ・ジョブズがヨガや瞑想をしていたことは有名です。
ビジネスは将来を見据え、継続させなければいけないので、健康は基本となります。
身体を整えるだけでなく、心の鍛錬にもなるヨガは、社会の中でのトラブルやピンチの時でも自分をを見失うことなく解決する能力と、強い内面性を作ります。
仕事に力を注ぐ男性こそ、何かしらの心身のメンテナンスは必要で、それにはヨガが最強のツールとなります。
↓ ホットヨガを体験したい男性は、「LAVA」「カルド」がオススメです。
男性も通える店舗が多く、敷居が低いので、周囲の目を気にすることなくヨガを楽しめます。初心者向けレッスンも多数開催しています。
■男性が通えるヨガスタジオ
ホットヨガスタジオは、女性限定の場合が多いですが、中には男性が参加できるスタジオもあります。
常温のヨガスタジオは、男女問わず参加できるところがほとんどで、中には男性のみを対象とした、筋力を使って運動量の多いヨガクラスもあります。
男性がヨガスタジオに初めて行く場合、参加者がほとんど女性のため、気後れしてしまう人も多いと思います。
「周りの人にイヤがられるのではないか」、「ヘンな人と思われるのではないか」・・・
なんて、心配する必要はまったくありません。
女性は、ヨガをする男性に対して悪いイメージは持っていません。
むしろ、「一緒に頑張ろう」という仲間意識があり、快く迎え入れています。
緊張するのは最初だけです。
勇気を出して、初めの一歩を踏み出しましょう!
⇒「男性も通えるホットヨガスタジオ一覧」の記事も参考にしてください。