Yoga is the lifestyle.

■薬膳って何?

薬膳とは、中国で3千年間、東洋医学を取り入れながら発展してきたもので、普段食べている食材と、栄養価の高い生薬を組み合わせることで、様々な健康効果がある食事です。

生薬には、唐辛子、八角、ウコン、陳皮、ナツメ、松の実、西洋人参、黒大豆、杏仁、白きくらげ、黒きくらげ、クコの実など多くの種類があり、古くから中国で薬代わりとして使われてきました。

それらを食事にトッピングすることで、体のバランスを整え、不調を改善する効果がある、まさに、医食同源という言葉がふさわしい食事です。

薬膳で使用する食材は、その時々の季節に合った野菜を使い、体を自然と調和した状態に戻します。
例えば、冬の寒い時期は体を温める野菜(カボチャ、ショウガ、大根など)を多く使い、夏の暑い時期は体を冷やす野菜(ナス、きゅうり、レタスなど)を多く使うなど、食材の持つ効能を最大限に引き出します。

薬膳における健康の目安

  • 気(生きるためのエネルギー)
  • 血(血液)
  • 水(汗やリンパなど血液以外の体液)

薬膳では、この3つを考慮して献立を組み立てます。3つのバランスを整えることで健康を維持するという東洋医学の知識がベースとなっています。
また、薬膳は体のバランスを整えることにより、健康のみでなく、美容やアンチエイジングに効果があります。

■薬膳とヨガを組み合わせる効果

薬膳の考え方や効果を見ると、薬膳とヨガとの相性はとても良く、どちらも東洋医学を基に体のバランスを整え、体の水分(血やリンパ液)のめぐりを改善します。

ただ、ヨガは、その効果に即効性がありますが、薬膳は食事療法なので、体に効果が表れるのに時間がかかります。
体の血液が完全に入れ替わるのに3か月かかるので、本気で体質改善に取り組みたいかたは、じっくりと腰を落ち着けて薬膳に取り組む必要があります。

ヨガをして体のメンテナンスをしつつ、生活の中に薬膳も取り入れれば、2つの相乗効果でより健康効果が期待できそうです。

 

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敷居が低いので、体の固さや年齢を気にすることなくヨガを楽しめます。

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■薬膳とヨガを楽しむには?

ヨガは全国にヨガスタジオがあり、イベントも多く開催されていますが、薬膳は体験できる機会や場所が少ないのが現状です。
最近では、薬膳料理が食べられるお店は増えてきてはいますが、まだまだ一般的に浸透はしていません。
そして、普段の食事に生薬を取り入れるのも、知識がなければなかなか難しいと思います。

そこで、オススメしたいのが、薬膳茶です。
作るのも簡単で、効果を実感しやすいお茶なら、毎日の生活に薬膳を取り入れられるはずです。

ここでは、ヨガをした後に最適な、女性にうれしい効能がある薬膳茶の作り方をご紹介します。

ショウガとなつめ茶 【消化を助け、体を温める】

なつめは貧血予防、胃腸の保護、アンチエイジングに効果があります。
リンゴのような優しい甘みと酸味があります。

作り方
  1. 鍋に水200ccほどを沸かす。
  2. 乾燥なつめ3個、しょうがスライス3個を入れて、弱火で10分くらい煮る。
  3. お好みでハチミツを入れる。
黒豆茶  【血流改善 むくみの予防・改善】

黒大豆には、活血、利尿、解毒作用があります。
おせちなどの甘い黒豆だけでなく、お茶も香ばしくておいしいものです。

作り方
  1. 乾燥黒大豆を乾煎りする。
  2. 黒大豆の皮が破れるまで煎ったら、急須に入れ、熱湯を注ぐ。
  3. 5分、蒸らす。

 

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